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2014年9月 5日 (金)

「セッションズ」 童貞中年のドキドキ初体験物語であることに変わり無し

9月4日にDVDで

Photo

◎「セッションズ」

(2012 米 

 監督:ベン・リューイン)

を見ました。

今作の主人公は、幼少時に罹ったポリオが原因で

首から下の運動機能を完全に失い、

一日の大半を鉄の肺(大型の呼吸器)の中で過ごさなくてはならない、

重度の障害を持つ38歳のオッサン

で、何が問題かと言うと、

チンチンの膨張は筋肉とは関係ないので、

勃起に対して無力であること。

で、更に問題なのは、

主人公が敬虔なクリスチャンであること。

今作は、そんなセックスと距離を置いていた38歳のオッサンが

好きな女の子にふられたきっかけで

一年勃起、いや、一念発起し、

「よし!セックスしてやるぞ!」

悪戦苦闘する物語でして、

イッツ・ア・トゥルー・ストーリーです。

主人公、その友人のゴリゴリのカトリックの神父、

セックス・セラピスト、ヘルパー、

それぞれの感情が交錯しながら、

切ない人間ドラマが描かれるのですが、

物語的には「童貞放浪記」とさして変わらず。

だって、健常者であろうと障害者であろうと、

初心な中年の童貞喪失物語に変わりはないわけですから。

ほろ苦いユーモアが秀逸な佳作でした。

物語のクライマックス的な場面で

「えっ!?『エレファントマン』的なラストになるのはやめて!」

とドキドキしましたが、そうならなくて良かったです。

「暗闇から手をのばせ」

「マーダーボール」など

障害者と性を扱った作品には良作が多いですが、

「性」に翻弄される人間の

業の深さが際立つからなんでしょうね。

ジョージ秋山尊師がいつも仰られている

「人は誰でも愛や宗教について語るが

 本当に考えているのは金とセックスのことだけだ!」

という言葉が胸に響き、

それはそれで真理だと思うのですが、

同時に、セックスほど素晴らしいものは

この世界に存在しないのではないかとも思うKIN-Gです。

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